Salesforceとは?8年運用してわかった『エンタープライズ事業統合プラットフォームの正体』と運用の正解

「Salesforce」って、なんとなく「営業管理ツール」だと思ってませんか?

株式会社Cameen 西村温裕ことおんゆーです。

この記事でわかること
  • Salesforceの本当の正体は「営業ツール」ではなく「エンタープライズ向け事業統合プラットフォーム」だということ
  • HubSpotとの本質的な違い
  • 機能しない典型3パターン
  • うちの自社+クライアント案件100本超でわかった本音
  • 今日から使える導入5ステップ

で、BtoB営業の話題で「Salesforce入れろ」と。いやちょっと待ってください。HubSpotと何が違うんですか?

なんとなくのイメージはあると思います。世界最大のCRMでしょう?と。でも「で、HubSpotと比べてなぜ高いんですか?」と聞かれると、意外と詰まる。

これ、自分だけだと思ってませんか?経営者・営業担当の方と話すと「Salesforce高いし複雑」と。話を深掘りしていくと、ほぼ全員が「規模に合わない選択」しているんですよね。

うちの事業で自社+クライアント案件含め100本超のCRM選定を見てきて、規模合わずに苦戦するパターンを本当に何度も見てきたんです。

目次

Salesforceの核心は「営業ツール」ではない

結論

Salesforceの正体は「営業ツール」ではなく「エンタープライズ向けにフルカスタマイズ可能な事業統合プラットフォーム」。中小には過剰、大手には最適。

なぜ「Salesforce」なのか

1つ目は圧倒的カスタマイズ性。複雑な業務フローを完全実装可能。

2つ目はエコシステム。AppExchangeで3,000以上の連携アプリ。

3つ目は大企業向け機能。部門・地域・複雑権限管理が標準実装。

各段階で『運用者の頭の中』で何が起きているか

段階1: 導入検討

「複雑な営業フローを管理したい」

段階2: 要件定義

業務プロセスをすべて洗い出す。

段階3: 実装

パートナー会社で6-12ヶ月かけて構築。

段階4: 運用開始

全社展開、トレーニング。

段階5: 改善ループ

業務変化に応じてカスタマイズ継続。

身近な話で全体像をつかむ

ちょっと身近な話で、全体像を掴み直しましょう。

例えば、住む家を選ぶことを思い浮かべてください。1人暮らしならワンルーム(HubSpot)で十分。家族10人の二世帯住宅なら大きな注文住宅(Salesforce)が必要。サイズと用途を合わせるのが本質。

これ、まんまSalesforceなんです。

「営業ツール選び=自社規模との合性」が9割。Salesforceは大企業の家、HubSpotは中小の家。

Salesforceの正解は『規模で選ぶ』

結論

Salesforceの正解は「とりあえずSalesforce」ではなく「営業50名超・複雑業務・大企業ならSalesforce、それ以外はHubSpot」

STEP 1
事業規模判定

営業50人超・予算月50万円超ならSalesforce検討。

STEP 2
業務フロー洗い出し

カスタマイズすべき業務を全て可視化。

STEP 3
導入パートナー選定

認定パートナー会社必須。

STEP 4
6-12ヶ月実装

段階リリースで定着。

STEP 5
継続改善体制

社内管理者を専任化。

機能しない典型パターン3つ

パターン1: 中小事業に過剰導入型

営業5人なのにSalesforce導入。月数十万円が無駄。HubSpot無料CRMで十分。

パターン2: 自社で構築する型

パートナー使わず自社実装。失敗確率が桁違いに高い。

パターン3: 専任管理者なし型

運用後に管理者を置かない。業務変化に対応できず形骸化。

うちの自社+クライアント案件100本超で運用してわかった本音

本音1: Salesforce=大企業専用と割り切る。中小はHubSpot・kintoneのほうが適。

本音2: パートナー選びが命。Salesforce本体の問題ではなく実装会社の質で成否が決まる。

うちでクライアントCRM選定支援した時、最初は「とりあえず最大手のSalesforce」発想だった。180度方針転換して「営業規模5人ならHubSpot、20人ならkintone、50人超ならSalesforce」と規模別判定にしたら、無駄な投資ゼロ・運用定着率向上したんですよね。

今日から使える導入ステップ5つ

STEP 1
事業規模判定

営業人数・複雑度で判定。

STEP 2
業務フロー可視化

カスタマイズ要件を全て洗い出し。

STEP 3
認定パートナー選定

実績ある会社を3社比較。

STEP 4
段階リリース

6-12ヶ月かけて全社展開。

STEP 5
社内管理者専任化

継続改善体制を作る。

セットで知っておくべき関連用語
HubSpot
競合。中小向け。
Pardot
SalesforceのMAツール。
AppExchange
連携アプリストア。
Apex
Salesforce独自言語。
Trailhead
無料学習プラットフォーム。

よくある質問(FAQ)

最低料金は?

Sales Cloud Essentialsで月3,000円/人~。Professional月10,800円~、Enterprise月19,800円~。

中小でも使える?

使えるが、コスト・複雑さで挫折率高い。HubSpot推奨。

日本語対応は?

完全対応。日本法人もあり。

導入期間は?

6-12ヶ月。大規模なら2年。

パートナー必須?

実質必須。自社実装は失敗リスク高い。

業界平均

項目水準
導入期間6-12ヶ月
初期投資500-3,000万円

まとめ

で、結局Salesforceとは、こういうことです。

  1. 正体は「営業ツール」ではなく「大企業向け事業統合プラットフォーム」
  2. 営業50人超・複雑業務が適性ライン
  3. パートナー選定が成否を決める

ではでは。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社Cameen代表 西村温裕(Haruhiro)。2019年からコンテンツビジネスを8年運営。

目次